残したい景観

　自分の住む観音町は昭和の初期頃まで「免許地（赤線）」と呼ばれ遊郭が建ち並んでいました。
その名残で遊郭でなくても建物の作りに風情があります。
この写真N邸も昭和初期のたたずまいを残す建物です。
現在は誰も住んでおらず、年々傷んで来るのが気になっていましたが、観音町の集会所として再生されることになりました。
知り合いの大工さんに聞きましたが内装も昭和初期の面影があちらこちらにあるそうで、画像の建具にはめられたガラスや電灯のシェードなども手作りガラスの物が使われているそうです。
取り壊してしまうのか気になったので聞いたところ、生かせる物は全て生かすそうなので安心しました。
今から完成が楽しみです。

仲良くね

　お姉ちゃんになって二日たちました。弟が出来たことは小さいながらもわかっているみたいでとても嬉しそう。
でも夜になると「おかあちゃーん！」と寂しくなりなかなか眠れないようです。
想像はしていましたが、寝かし付けるまでが一苦労です。
妻もそのことを察してか、予定よりも早い退院を決めたようです。
これで娘も少しは安心するかな。

お姉ちゃんになったよ。

　真夜中、陣痛が始まり娘を連れて病院に急行！
つくとすぐに陣痛の間隔が短くなり、苦しむお母さんを見ていた娘は不安で泣いてしまいました。
　でも、しっかりと弟の誕生に立ち会い、生まれた後は、頭を優しく撫でて、すっかりお姉ちゃんの顔になっていました。
「お母さんもこころもお疲れ様でした。」
　そして生まれてきた息子に、ようこそ、ようこそ。無事誕生してくれてありがとう。

蓮

　自分の描く蒔絵のほとんどはスケッチや写真撮影による観察から始まります。
　今回の依頼は大きな衝立に蓮の花の蒔絵です。
といっても本番の衝立は塗上がりが来年になるのですが、その前に見本板を仕上げなくてはなりません。
一応、見本図案は依頼者より渡されたのですが、やはりそれでは消化不良になってしまうので、自分で図案を作り直します。
　ちょうど、タイミング良く、今が蓮の盛りです。
明日も、早起きをして観察に行ってきます。

おばけの絵

　先日、ふれあい健康センターへ娘を迎えにいくと、センターへ来た小学生が描いた「お化け」の絵の中に娘の絵がありました。
2歳児の絵は娘の物だけで、センターの職員さんが気を利かせて一緒に展示してくれたのでしょうね。
白い紙自体が大きな「お化け」でその顔のパーツが更にお化けになっているように見えます。（親の欲目ですかね。）

まだ利き手がどちらかハッキリしませんが、細かな作業は左手でしているように見えます。
でもはさみは右手でもっています。
　強要しないほうがよいと思い特に矯正はしていないのですが必要に応じて使い分けているようです。これからも小さな手から沢山の色んな作品を作り出して欲しいと願う父です。