今年の桜

　今朝の一本松公園近くの枝垂れ桜です。朝からの雨でより一層花色が鮮やかに映ります。本来の土曜、日曜でしたら花見客でごった返すのでしょうが今年はひっそりと咲いています。
毎年、同じ場所で桜を撮り続けていますがその年の桜は、その年だけの桜なんですよね。
　季節を人の心に重ねて時を刻んでいけるのは四季のある日本だからこそかもしれません。
　今年もそんな思いで桜を見ることが出来たことにうれしさを感じずにはいられません。

桜は満開になったけど…。

　今年は4月だと言うのに冷たい風が吹いています。そのせいか、桜が満開の時期を迎えてもほとんどお花見をしている人を見かけません。
やはり輪島でも地震による自粛ムードがあるのでしょうか。
賑やかなのは市議会選挙の広報車ですね。こちらは自粛とは行かなかったようです。
でもあれって意味あるのでしょうかねー。
市民に自分の思いを伝えるのならもっと時代に即応した方法があるような気がしますが。
企業団体巡りや地元町内票の取り込みに力をいれるなど、本来大切な、その候補者の志が感じられないのは自分だけでしょうか。
因みに候補者のブログなどないかと調べましたがほとんど全滅です。
もっと候補者の志が見える選挙方法をとって欲しいですね。
二歳の娘にとってはじめて見る選挙カー。
「お父さん！また、お願いします来た！」「でも何をお願いしているのかねー。」
　す、するどい！　確かに何をお願いしているのやら、自分にも候補者の違いがわかりません。

桜咲く

ここ数日間、奥能登輪島にも温かい日が続くようになってきました。
この陽気に誘われて家のすぐ近くの広場（観音町広場）の桜も一気につぼみが開き始めました。
この桜が満開を過ぎる頃に、一本松公園の桜も満開を迎えます。
　震災後、人々の心を不安に駆り立てる出来事ばかりがクローズアップされていますが、自然は自分たちに何よりの元気をあたえてくれます。

咲き始めた桜をみた二歳の娘がつぶやきました。
「桜咲いたね-。お母さん元気になってお家に戻ってこれるかな-。」
母親のいない生活が始まった頃に自分が慰めた言葉を覚えていたんですね。
幼いながらもこころの中ではいつも母親を気遣っているんすよね。

住吉神社焼失

明日、4日から輪島に春を告げる「曳き山祭」が始まろうとしていた矢先、悲劇が起きました。
２日の夜、市民に愛され親しまれてきた「住吉神社」が火災で焼失してしまいました。
出火原因はまだわかっていません。
始まる祭りの準備で拝殿には御神輿も祀られていましたが拝殿ごと消失してしまいました。
今夜、山囃子の音合わせがここ住吉神社で行われるはずでした。
焼け落ちた神社を目の前に皆、立ち尽くしていました。

新学期

　今年の一月六日から途中保育で通い始めた娘、最初は泣き叫んでおいてくるのが忍びなく感じていましたが、今ではすっかり慣れて、毎日保育所に行くのが楽しくてしょうがないようです。
「あたかく（温かく）なってきたねー。嬉しいね-。」「小さいとき行ったみたいにお花見いこうねー。」と季節の移り代わりをしっかり感じています。

新学期を迎え、これまでお世話をしていただいた先生は異動してしまいましたが、温かく、厳しく面倒を見ていただいたことに感謝しています。
　最近は大人と普通に会話が出来るようになり、その発達ぶりには日々驚いています。
きっと新しく赴任された先生の話も沢山してくれることでしょう。