イオン河北展示会

　昨日は、イオン河北の一階ブースで催される展示会の当番に行ってきました。ショッピングセンターでの展示会は何度か経験はありますが、年齢を問わずいろんな方が気軽に見て下さるのが何よりも嬉しい所です。
また、以前、時計の文字盤に蒔絵をつけさせて頂いた方が会場にお越し下さり初めてお顔を拝見しお話が出来ました。ありがとうございます。
　初日は、ご購入者の方にお抹茶のサービスをさせて頂きましたが、今日、二日目は蒔絵の実演の予定をして折ります。
この機会に、蒔絵の事や家で漆器の事など気軽にお尋ね下さい。

展示会搬入

先に案内をしていた展示会のディスプレに行ってきました。60坪の広いスペースに塗り物や陶器、繊維に漆を施した新たな素材などいくつかの店舗が共同で作品を展示しました。
見に来た人にはいろんなテーストの品物を見ることが出き楽しめること間違い無しです。今回組合員数名での展示スペースには約80点が販売されます。明日は自分も店当番に行きます。3月7日までやっておりますのでお買い物がてらちょっと足を運んでみてはいかがでしょうか。

場所：イオン河北　1階スペース
日時：2月27日～3月7日　午前10時～午後10時

展示会

同業の先輩から展示会への出品のお誘いを受け、自分も10点ほど出品することにしました。明日はその飾り付けに行ってきます。
場所はかほく市にあるイオン河北のブースです。まだどんな所での展示になるかみていないのでわかりませんが帰りましたらまた御報告します。桜にちなんだ小物も出しておりますので是非足を運んでみて下さいね。

伝統工芸士試験

先に受験していた伝統工芸の試験結果がポストに入っていました。学科試験が特に自信が無かったので心配していましたが何とか合格できました。最近は不景気な話ばかりでしたので少し元気が出ました。これから登録手続きに入りますので正式に伝統工芸士の認定証が手元に届くのは年明けになりそうです。

不況

普通ならばこの12月は塗師屋さんにとっても忙しい時期のはずですが今年は特に様子が違います。
耳にするのは倒産の噂や実際、抱えていた職人さんを全員解雇した漆器店の話、また今年いっぱいでやめてもらうように言われている職人さんなど、おおよそ年末の忙しさとはかけ離れた話ばかりです。また離職した職人さんは輪島では仕事が見つからず頭を悩ましていました。厳しい弟子の修行を終え、ようやく一人前の職人になって数十年間築き上げたてきた仕事を急にやめなければならない。それが当たり前のような今の実情に違和感と無力感を持たずにはいられません。有能な技術をもった職人がいなくなれば輪島の基幹産業である輪島塗の未来もありません。取り返しのきかない事に自体は向かっています。
輪島には沢山の漆に携わる人々がいます。その一人一人の熱い思いを何とか多くの人に知ってもらいたいと願っています。