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masaの気ままな日記です。仕事や子育て奮戦から観光情報までその時々のこと思いのままに綴っていきます。
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銀粉の在庫がなくなったため「四十沢漆店」に買いに行きました。
この店のご夫婦とは同級生なのですが、ここ最近の金粉の高騰には頭を悩ませているようです。
「うちは買い取り販売だからここまで高騰すると仕入れが大変だよ。ここ最近はほとんど購入するお客さんもいなくなったねー。」と嘆いておりました。
そこで、今まで4グラム単位での販売だった物を、なんとか2グラム単位で販売できるようにしたそうです。
 沈金師の作家さんに金粉高騰の話をしたところ、沈金は蒔絵と違って荒い粉を使わないし年間の金粉代もそれほどかからないからまだ何とかしのげるけど蒔絵師さんは大変だねー。と同情されました。
 自分たち蒔絵師にとっては本当に頭の痛い話です。
一時、輪島市での金粉購入補助を期待させるアンケートが配られましたが結局、話はまとまらなかったようです。
値上げ分をそのまま蒔絵代に添加することはまず不可能です。
今の価格は自助努力で何とかできる限度を超えています。
皆さんどのように凌いでいるのか意見を聞かせて欲しいです。
SH3D0044_ms.jpg(平成23年5月16日現在の価格 東京粉)

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第49回輪島塗見本展の要項が届きました。
今年は昨年と違い、入札方式による展示販売になりました。
昨年は蒔絵展に限り即売方式をとったのですが、何らかの理由で他の業種に足並みをそろえたのでしょう。
一年に一度、輪島の職人の洗練された作品が一堂に展示販売されるのですが、
毎年一番の課題は集客です。
見本展といっても業者だけでなく一般の方も入札できますので観光でお越しの方にも是非この機会に会場に足を運んでもらいたいと願っています。

競争相手がいなければ手頃な価格で本物の輪島塗作品を購入できますよ。
(ただし棗をはじめパネル等、輪島塗仕立ての物ではないものも出品される可能性がありますので、詳しくは会場の係員にお尋ねの上、入札した方が良いと思います。)
個人的には「輪島塗」以外の物はその旨を表記した方が良いと思うのですが…。
これに関しては微妙な問題もありますのでこれ以上のコメントは控えます。

期日:6月4日(土)~6月5日(日)
時間:6月4日(土) 午前9時~午後5時
    6月5日(日) 午前9時~午後2時(入札締め切り)

場所:輪島漆器会館2階、3階

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DSCN3695_ms.jpg
年齢とともに、仕事をしていて辛くなってくるのが、目です。視力自体は悪くないのですが、40歳を過ぎてからは老眼鏡をかけないと仕事になりません。
更に細かい仕事をするときには老眼鏡の上から双眼ルーペをかけてしていましす。しかし最近はそれでも追いつかず、以前、知人が勧めてくれたエッシェンバッハの双眼ルーペをネットで探したところ、レンズ二枚付きでお買い得価格の物を見つけ購入しました。(歯科医の方が、これはいいとお勧めの商品です。)
到着後、早速付けてみました。「軽い!」よくあるヘッド固定タイプとは雲泥の差です。しかも遠くを見るときも、ちょっとレンズを上げればいいので使用感も良さそうです。

DSCN3687_ms.jpg象牙の帯飾です。蒔絵部分「雷神風神」の体長は15ミリほどです。
前の双眼ルーペを着用して書いた物です。
依頼者の希望は怖そうな表情にして欲しいとのことでした。

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facebook.jpg最近、FaceBookを始めました。
お仕事仲間に勧められたのですが、本来アナログ人間ですのでそれが一体どういう物なのかを理解しないと始められない性格のため自分なりに調べて見ました。
 映画に詳しい方なら、「ソーシャルネットワークサービス」の事だとすぐに気づくでしょう。
 ある大学生が、ふとしたきっかけで立ち上げたネット-ワークサービスが瞬く間に拡散し、時の人となった実話です。
これより先にmixやツイッターを始めている方も多いと思いますが、匿名でのコミュニケーションツールと言うのがどうにも性に合いませんでした。
FaceBook(FB)は基本的に本名でのネットワークを作るツールです。
日本に入ってきてまだ間がないのでこれからどう受け入れられて行くかは未知数ですが、自分にとっては自己宣伝媒体として魅力を感じています。(どう使うかは自分次第ですからね)
匿名では自分を表現できても実名となると口を閉ざしがちになるのはもしかしたら日本人の性格なのかもしれませんが、自分の行いに対して責任を持たなければならないネットワーク作りこそ、これからは大切な事だと自分は思っています。
登録し使い始めて驚いたのは、この輪島でも登録者が結構いると言うことです。
興味のある方は是非はじめて見てはいかがですか。

興味のある方はこちらを読んでみてください→www.facebook-japan.com/

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DSCN3587_ms.jpg輪島塗の行程は沢山ありますが。堅牢な漆器を作る上で最も重要な行程がこの「下地」の仕事です。
他産地の漆器と大きく違うのは、輪島で採取される砥の粉を蒸し焼きにし粉末にした「地の粉」を使う事です。
粒子の粗い物から順に「一辺地」「二辺地」「三辺地」と「地付け」「研ぎ」の作業を繰り返すことにより輪島塗として成形されます。
上塗りや加飾の職人と違い地味な仕事ではありますがとても重要な部分を担っています。
この分野でも職人は激減しています。こだわりを持っていい仕事を目指す職人なくして輪島塗の明日は望めません。

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蒔絵師masa
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男性
誕生日:
1962/04/03
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ホームページ、PC,映画鑑賞、写真
自己紹介:
 三日坊主の自分なので更新もブログの題名通り気まぐれですが時々覗いて下さいね。
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